消毒用アルコールの取扱いについての事故
今週は台風のせいでずっと雨が降りそうな空模様ですね。
気付けば8月ももう終わり。気温が多少低くなったせいか、一時に比べれば過ごしやすくなってきました。
アルコールに関する事故
この仕事に就いてから、薬品関係のニュースなどは気を付けて見るようにしていますが
先日名古屋で消毒用アルコールを詰め替えている最中に煙草を吸って引火、爆発というニュースがありました。
以前にも、このブログでアルコールの引火についての注意を書いたことがありますが
70%濃度のアルコールの引火点は24℃なので、今の季節の気温であれば十分に火は付きます。
そして煙草は立派な火種です。
今回は外階段で作業をしていたようですが、濃度が高いアルコールであればすぐに揮発してしまうので、
入れ物の蓋が開いていれば目には見えずとも空中には気化したアルコールが漂っています。
ガソリンスタンドで給油しながら煙草を吸う人はいないと思いますが、ほぼ同じレベルの
危険度合いだと思ってもらったほうがよいです。
消毒用アルコールを使用する生活がすっかり当たり前になっていますが、
危険性も合わせてきちんと理解しておきたいところですね。
・火の近くで使用しない。
・使用時には換気をよくする。
このブログを読んでくださっている皆さんは、これだけはぜひしっかり覚えておいてください。