立春を迎えましたが、まだまだ寒い日は続きそうですね。
昨日は節分で豆まきをされた方もいらっしゃるのではないでしょうか？
ニュースなどで、各地で行われている豆まき行事の様子を見るのが楽しみですが
今年は開催できても、かなり縮小して行ったところがほとんどだったようです。

鬼と共にコロナウイルスも早く退散してほしいですね。

 

効率的な換気をしましょう

前回、部屋の加湿について触れましたが部屋の換気についてお話したいと思います。
最近では、オフィスやショップを訪れると窓やドアがずっと開けたままだったりしますが家ではそうはいきません。
特に冬場は寒いので、出来ればあまり室内を冷やしたくないです。
効率的な換気をして、おうち時間もすっきりした気持ちで楽しみましょう。

 

・回数を多く換気する。

換気の目的は、二酸化炭素やハウスダウト、花粉やウイルスなどの物質を

部屋の外に排出し、室内の空気を新しくすることにあります。

１時間に１回１０分換気を行うよりも、３０分に１回５分行う方が効果的とされています。

短時間であれば窓を開けても室温も下がりにくいので暖房器具にも優しいですね。

 

・なるべく部屋の対角にある窓を２カ所開ける。

空気の流れがなるべく部屋全体を通る状態が良いので、対角にある窓や

なるべく離れている窓２カ所を開けるようにしましょう。

また、風が少しでもある窓は狭く開けて、全くない方の窓は広く開けると

空気の性質により、室内に流れが生まれます。

 

・窓が無かったり１カ所しかない場合は？

窓が無い部屋の場合はドアを開けて、窓がある部屋や換気扇がある場所に空気が流れるように、扇風機などを使いましょう。

窓が１カ所の場合は窓を開けて窓の外に向かって扇風機を回すと室内の空気が外に流れていきます。逆に向けてしまうと、外の空気は入ってきますが、室内の空気中の物質がそのまま溜まってしまうこともありますので注意が必要です。

 

・その他

先程も書きましたが、部屋を十分に暖めてから換気をした方が暖房器具にかかる負荷を

小さく抑えることができます。また、キッチンやお風呂場の換気扇をつけるだけでも

空気の流れは生まれますので効率的な換気につながります。

これから花粉の季節になりますが、空気の入替えで花粉が気になる方は、空気清浄機を

窓の対面の壁側に置いて稼働させると花粉をキャッチしやすくなります。

 

 

オミクロン株は家庭内での感染が増えていると言われていますが、

換気の仕方一つで、感染をすこしでも減らせるかもしれません。

皆で元気に春を迎えられるように、気を付けておうち時間を過ごしたいですね。