思いもよらない
保育園に通うお子さんが急性アルコール中毒が原因で、救急搬送されたという報道が少し前にありました。
子どもが急性アルコール中毒?と、聞いたときは訳が分かりませんでしたがニュース記事を見てちょっと驚きました。
自ら飲んでしまう・・・。
記事によると、当初原因はわからず意識が回復した本人から「消毒用のアルコールを繰り返し舐めた」という旨の言葉があったそうです。
大人が考えもしない、まさか!?と思うようなことをお子さんはやってしまうので、注意が必要ですね。成分や量によっては重い中毒症状を引き起こしかねません。
私もちょうど幼稚園生位の時に、好奇心から化粧水を舐めてしまったことがあります。
綺麗なビンに入っていたので、なんとなく美味しそうに見えたんです。
舐めた瞬間に、ひどい味がしたので吐き出しましたが・・・。
今回の件も誤飲ではなく、意図的に口にして飲んでしまうということが怖いと思いました。
手指消毒について改めて考える
どこにでも置いてあることが当たり前になったアルコール消毒液なので、あれば使わなければいけない気がしてしまいますが、日常生活の範囲内での手指の消毒は石けんで丁寧に手を洗うだけでも十分効果があります。
アルコール消毒液を使えばさらに安心ではありますが、家庭や保育現場では小さなお子さんが1人で使えないようにするなど、大人がしっかり管理しないといけないですね。
また、スーパーやモールなどの入口に設置されていることが多くなった自動でアルコールを噴霧してくれるディスペンサーも、子どもの顔の高さにあることが多いので注意が必要です。機械によっては、とても細かい霧が広がるものもあるので目や口に入ったりする可能性もあります。まわりに十分気を付けて使いましょう。